コミュニケーションのニーズに合わせ、７場面（レベル）分のメッセージを、１、２、４、８、または１６分割のアイコン（絵シンボル）フレームを使用して録音、再生できます。アイコンを押して録音されたメッセージを再生して使用します。

録音、再録音はユニット背面のダイアルを使い、何回でも簡単に行えます。まず「ＬＥＶＥＬ」選択のダイアルで１から７までの場面（ＬＥＶＥＬ）のうち一つを選択します。次にその場面で使用したいアイコンフレームの種類（１、２、４、８、または１６分割）をとなりのダイアルで選択します。　音声の録音は、ユニット背面の赤いボタンと録音するアイコンの両方を同時に押し続けながらユニットにむかって発声することにより行います。その際必ず赤いボタンを先に押さえてからアイコンを押さえるよう注意してください。　また、録音には静かな場所を選び、背景に雑音がはいらないようにしてください。同様の操作を繰り返し、７場面分の録音を行う事ができます。各場面に対応するアイコンシートに場面の番号を書いておくと便利です。16個のメッセージを7セット録音した場合には、最大112メッセージの録音が可能です。ユニットのＯＮ／ＯＦＦは音量（ＶＯＬＵＭＥ）ダイヤルをまわすことにより行います（音量を０まで下げてカチッといったらＯＦＦです）。

最大録音可能時間は合計３００秒で、録音するメッセージの数が多ければメッセージあたりの録音可能時間が少なくなります。　詳しくは下記目安をご覧下さい。また、一般的に「ユーザーに言ってもらいたい」事」ではなく「ユーザーが伝えたい」メッセージを録音することが装置の効果をより多く引き出すために有効とされています。メッセージ録音時のヒントとしてください。

アイコンシートは別売りの　コミュニケーション・ビルダー用アイコン・メーカー、またはボードメーカーを使って作成することもできます。アイコンシートをセットする5種類のアイコンフレーム（1、2、4、8、または16メッセージ用）付き。各レベルで使用フレーム種類を変更する場合にはメッセージの再録音が必要です。全レベル合計の最大録音可能時間は300秒。１メッセージあたりの録音可能時間の目安は下記のとおりとなります。　携帯用ハンドル付き。アイコンフレーム　22cmX18cm、本体32cmX23cmX10cm。単３電池４本使用（別売り)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メッセージ1個　X　７セット：42秒/メッセージ
メッセージ2個　X　７セット：21秒/メッセージ
メッセージ4個　X　7セット：10.5秒/メッセージ
メッセージ8個　X　7セット：5.25秒/メッセージ
メッセージ16個　X　7セット：2.5秒/メッセージ